葬儀の一礼の仕方を知っておこう
2017年04月15日
葬儀ではを作法を覚えているかどうかとても気になり緊張してしまいますが、忘れてはいけないマナーに一礼があります。一礼とは、会場での流れで重要な行為であり、僧侶や来賓、来場者に一礼、来場者であれば喪主や親族、遺影に礼を行うことを言います。
親族や喪主の場合には、まず周囲に向かって会釈をしてから僧侶に礼を行い、次に来賓に行います。その後に、来場者に向けて礼をして、そのまま祭壇のある場所へと進みます。遺影を見た後礼をして合掌となります。数珠の持ち手やかけ方は宗派によって変わりますので、あらかじめ自分の宗派を確認しておくと良いでしょう。
焼香を終えた後、一歩後ろに下がって祭壇に向かって礼をします。最初と同じく僧侶と来賓者、来場者に礼を行うのが一般的です。一般の焼香が始まれば、各来場者に向かって礼を行うのがマナーですので、忘れないでおきましょう。一般の来場者の場合には、まず周囲に礼をしてから喪主や親族へ礼を行います。その後遺影を見て礼をしましょう。焼香が終れば、始まりと同じくも遺影に礼をしてから、親族へと礼を行います。祭壇へと向かう場合には、通路の端を歩くようにします。祭壇の手前で来場者の席より前に喪主や親族がおられる場合には、祭壇前方に向かい来場者や来賓者と同じ場所におられる場合には、体の向きを変えて礼を行いましょう。立席が主流となっていますが、座席という場合があります。ただし、その場合であっても作法は同じですので忘れないでおきましょう。