葬式で焼香を行う際のマナーとは
2017年09月13日
葬儀に参列するとなれば、様々なマナーがありますがその中でも悩むことになりがちなことといえば焼香ではないでしょうか。前の人の真似をすれば良いと考えてしまいがちですが、規模が小さい葬儀となれば一番になってしまう可能性も考えておかなくてはなりません。
仏や死者に向けて香を焚いて拝むことであり、作法は重要になります。宗教による違いもありますが、基本的な部分は同じとなります。まず自分の番が来たら席を立って、台の前まで移動します。その後は遺族に一礼をしてからさらに台に近づき、遺影にも一礼をします。
基本的には右手の親指と人差し指、中指で抹香をつまみ、額の高さまで上げてから。指をこすりながら香炉に落とすという流れです。宗派により回数には違いもありますがこれを二、三回繰り返し行うことが基本となります。
最後に遺族に再び一礼し、自分の席に戻ります。一般的な葬式では、この立礼焼香となりますが、場合によっては座って行うものや回して行うものもあるので、葬儀のスタイルに従うようにしておきましょう。順番としては故人とゆかりの深い人から順に行っていくことになるので、まずは喪主でその後は関係性の近い人から順という形になります。
スタッフからの誘導もあるので、順番で悩む必要はあまりないのではないでしょうか。葬儀に参列した際に焼香でマナー違反となれば、大変失礼に当たってしまうので事前に作法に関してはよく調べておくようにしましょう。