知っておきたい焼香の種類とやり方

2018年01月18日
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焼香にはいくつかの種類があるため、事前にどのようなものがあるのか確認しておけば式で慌てるという心配がありません。焼香を行う順番は遺族や親族からスタートし、続いて参列者が行います。自分の順番がきたら、故人に対して一礼してから遺族に対しても一礼します。立って行う場合には数珠を左手に持って右手の親指と人差し指、中指の3本で香をつまみます。この香を眉間のあたりに押しいただいてから香炉の中にもどします。この動作を1回から3回行いますが、回数に関しては宗派によって異なります。最後に合掌して故人や僧侶、遺族に対して一礼したら終了します。香炉が回ってくる場合には、隣の人から香炉が自分のもとにきて、自分の番になると軽く会釈をしてから受け取ります。故人の方を向いて一礼してから立ってする場合と同じように行います。最後に合掌してから一礼し、隣の人に香炉を回して終了します。自分の宗派による作法で行い、宗派によって焼香の回数が異なります。天台宗や浄土宗は1回から3回で臨済宗は1回、真言宗は3回で日蓮宗はとくに決まりはないものの3回であることが一般的です。また浄土真宗本願寺派は押しいただかずに1回で、真宗大谷派は押しいただかずに2回、曹洞宗は1回目は押しいただいて2回目はそのまま落とします。ただし同じ宗派であっても回数が異なることがあるため、注意が必要です。また宗派だけではなく地域によっても異なることがあります。
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